賃貸講座
田園都市線「たまプラーザ」「あざみ野」の徒歩13分圏内の物件に特化した
夫婦二人 で やっている賃貸専門の 小さな不動産屋 メープル不動産 の 代表 塚越です
平成元年、１９８９年より 地元管理会社に２０年間勤務し 独立して１４年の３４年間 不動産に携わって参りましたので
不動産賃貸の 表も 裏も 出来るだけお話して行こうと 思います
不動産 の 常識は 意外に狭い範囲での常識 という事も多いので田園都市線「たまプラーザ」 「あざみ野」エリアで
お部屋探しを したい方に限定してのお話という事で お聞き下さいね
今回は 契約金、礼金・敷金の 値引き交渉についての お話です
ネットを 見ますと「礼金・敷金の値引きは出来ます」なんて 意外と簡単に書いている記事を見かけます
ポータルサイトのお役立ち情報などでも その様に書いてあるケースがあるので 鵜呑みにしてしまう方、多いと思います
たとえば 敷金2か月で募集している物件の場合、1か月に下げて貰えないかという 減額交渉ですね
家主さんにとって敷金は 万が一 滞納があった時の保険であり その為の預かり金です
敷金2か月 預かっているお部屋で 月末に家賃が振り込まれていない というケース
預かっている敷金の内の1か月分は 未納家賃に回せますし
最悪 夜逃げされても もう１か月分 預かっているので 清掃や壁紙の補修など お部屋の原状回復費に充てられます
これが １か月しか 預かっていない場合は 月末に入金がないだけで 家主さんは あ・た・ふ・た
夜逃げされたら 原状回復費は 家主の負担、自腹になります
ですので 敷金１か月以下 の物件は必ず「保証会社利用のこと」と なっているハズです
保証会社を利用する場合は 借りる側が 保証料を 保証会社に支払わなくては なりませんから
月額総額の１か月分とか 半分とかを 保証料として払うことになります
この辺りのことが サイトには 書いていないんです
「契約金を下げたい！」から 交渉するハズが 結果的には 変わらない、若しくは それ程変化がない というケースもありえます
しかも・・・
「敷金」は 解約したら戻ってくる可能性のあるお金
それに 対して
「保証料」は 契約時に払って 戻らないお金
しかも、毎年 もしくは ２年毎 支払う必要があります
敷金を１か月減額してもらって 保証料を半月分払う・・・
契約金 が半月分 安くなったとしても
トータルで 考えたら 損 してませんか
だったら 礼金をカットして貰えばいいと 思ったあなた
その通りではありますが それも ケース バイ ケース
もちろん 交渉したら下げて貰えることも あります
ですが 人気のある物件に関しては 余り期待しない方がいいと思います
というのは 礼金や敷金を 減額しなくても決まっている物件が 存在しています
もし気に入ってしまった物件が そんな 物件だったら
だめ元で 交渉してみるのは「あり」なのですが 交渉しても 無理の可能性が高いかも知れません
契約金が 下がらないなら契約しない という お気持ちでしたら
お申込みされる前に 交渉の余地が殆どない物件なのか 事前に確認された方が良いと思います
そして 何でもかんでも 交渉出来ます という業者さんにも少しだけ注意して下さいね
如何がでしたか
こんなケースはどうなの？なんて場合も
当社に メール、お電話でご相談下さいね
メープル不動産 塚越でした ！
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